グルタチオンとは、グルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸が結合した物質です。
体内の中のほとんどの細胞に存在しており、生命を維持するために欠かせない成分です。
しかし、20代をピークに、加齢とともに減少していく傾向にあります。
グルタチオンの主な働きとして抗酸化作用、解毒作用、アンチエイジングなどが知られています。
グルタチオンは、細胞の中で薬物、毒物、金属などの毒素を見つけると、その毒素と結合して細胞外に運び出し、尿や胆汁として排泄されていきます。
(グルタチオン抱合と呼ばれる解毒作用)
また、グルタチオンは、豊富に電子を持っていて、酸化された物質を還元することができるのです。
その為、美白効果、白内障予防などにも役立つことが知られています。
このグルタチオンは身近な食品にも含まれていて、主なものにアスパラガス、ブロッコリー、ほうれん草、クルミ、ピーナッツなどがあります。
またグルタチオンは体内でも合成されていて、その材料となるグルタミン酸、システイン(メチオニン)、グリシンはミツバチが集めてきた花粉「ビーポーレン」にも沢山含まれています。
最近なんとなく不調という方にも抗酸化作用、解毒作用が期待できるグルタチオンを摂取すると共に、プチ断食で細胞の浄化を促進してあげるのもいいですね。
プチ断食とオートファジー(細胞の浄化)は、 2021年12月のニュースレターに記載