血圧と健康リスク

 日本高血圧学会のガイドラインを元に厚生労働省は、収縮期血圧が130以上は高血圧症として保健指導の対象としています。

 

 人間の身体は、どうしても年齢と共に硬くなっていきます。

 筋肉は少しがんばってストレッチなどをしていかないと、どんどん硬くなっていくのを感じていませんか?

 筋肉と同様に血管も硬くなっていくので、心臓も頑張って少し高めの圧力で血液を流してあげないと、身体の隅々まで十分に血液が流れません。

 

 血の巡りが悪くなると『冷え』『肩こり』『腰痛』などの不調や、免疫低下、ガン・認知症リスクの上昇、腎機能低下による透析のリスクも上がっていきます。

 

 元慶應義塾医学部講師の近藤誠先生は血圧をクスリで下げることについてのリスクを警告しています。

 クスリで血圧を下げるよりも、食品などで血液の流れを良くする工夫が健康の維持向上に役立つようです。